“痛い“というのは体のどこかに発生している痛みの原因があってのこと。
(もちろん、心の痛みというのもありますが、今回は体の痛みについて書きますね)


毎回、私ごとで恐縮なのですが、ワタクシ、大体どっかが痛かった。
20代後半から30代後半にかけては、怪我の商店街かってくらいに、私の体には次から次に痛みが発生していました。

それらの痛みはアシュタンガヨガがきっかけとなって、(アシュタンガヨガが原因ではありません←これ大事)顕在化したものが多かったと思います。例えば、膝の痛みとは2年半ほどお付き合いがありましたし、左の手首にあるガングリオンはたま〜〜〜〜に、神経と接触するのか痛む時があるし、直近では左肩甲骨の近くに痛みのポイントがあり、特定の角度で腕をあげると痛みが出るため、後屈のポーズがとても辛かった記憶があります。

また、出産後は骨盤周りの筋肉のバランスが取れていなかったのか、仰向けに寝ることが痛くてできませんでした。

特に膝の痛みはある日、突然とてつもなく膝が痛くなり、膝が曲がらない!階段降りるのも痛い!という状況になり、そこから3年弱かかって今は普通の生活には支障が全くなくなりました。それからは、アシュタンガヨガは調子が悪いとたまに固くなる膝の定点観測の役割もあります。



この痛みの商店街のど真ん中にいたときの話です。
当時、膝の痛みが治りかけという状況でしたが、ここにきて2、3週間ほど痛みが増しているような感覚がありました。
無理をした記憶もないけれど、確実に痛みが増していてヨガの練習もいつもの様にはできないくらいでした。
季節も冬だったので、寒いから関節が動きにくくなっているのかな〜なんて思っていたのですが、あるとき痛みが亡くなっているのに気がつきました。

何がきっかけでまた痛みがなくなったのかな?と思った瞬間、あ!と気づいたことがありました。



実はタイミング同じくして変わったことがあったのです。



それは、怒りのメーターを下げたこと。当時小学1年生だった長男にメラメラと朝から晩まで怒っていた私。
そんな長男との関係にも悩んでいました。怒りすぎるのはお互いによくないのはわかっていても、自然と怒ってしまうというようなループに陥っていたのです。
流石に、そんな関係はお互いに良くないだろうと、コミュニケーション方法を見直しました。

それから、イライラブチブチと怒ることもへり、怒り方が変わりました。

タイミング同じくして、私の膝の痛みが和らいだのです。

そうなんです、イライラの怒りの感情が痛みと関係していたのでした。


アーユルヴェーダでは、心と体は深く関係しています。

トリグナという考え方がありますが、Tri 3つのGuna心の状態という意味です。
それぞれラジャス、タマス、サットヴァで、サットヴァの割合が多いと心がバランスの取れた状態、比較的平穏で落ち着いた状態にあります。

一方でイライラや妬み、驕りなどの感情はラジャスを増やし、怠惰ややる気のない感情はタマスを増やします。
そして、増えたラジャスはピッタを増加させます。タマスはカパの増加を手伝います。

ピッタは火!炎症や頭痛、湿疹、お腹の緩いのはぜ〜〜んぶこのピッタの増加によってバランスが崩れたことに起因するのです。



子供にめっちゃイライラする

Rajasが増える、さらに怒りが増加する、心のバランスが崩れる

Pittaが増え始め、ドーシャのバランスが崩れる

弱いところ(私の場合膝とか肩甲骨周りの筋膜とか)に症状が出始める

痛みが増す!!!

怒っていいことなんて、ほんとないわ、って話でした。

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