日本はゴールデンウィークに入りました。初日は一日中雨で、一気に季節が逆戻りしたかのような寒さでしたが、二日目は少し肌寒いものの、いいお天気で気持ちも身体も軽くなります。
今日は長いお休み中ということもあり、いつもと少し違った話を書きたいと思います。
先日、日印国交70周年のイベントで、インド大使館で行われたアーユルヴェーダの講演会に参加しました。
日本で長期にわたってご活躍されているアーユルヴェーダの関係者の方々によるプレゼンテーションを拝聴させていただき、どのお話も本当に興味深く、改めて今後のアーユルヴェーダの可能性に明るい気持ちになりました。
と、同時に一つ気づいたことがありました。
この講演会では、Health is Wealth(健康は富である)をキーフレーズに、それぞれのプレゼンターの方がいろんな角度からお話をされたわけですが、みなさんに共通点があるのです。
(もちろん、アーユルヴェーダという共通点はありますが、それは今回は省きます。)
それは・・・
みなさん、ご自身のDharma(義務・職務)を意識されているということ。
ある方は、自分のDharmaはアーユルヴェーダを日本で広めること、だといい、ある方は、自分のDharmaは自分が学んだことを他の人に伝えることだ、といい、またある方は自分のDharmaは人々の健康に尽くすこと、だとおっしゃっていました。
もちろん、Dharmaという言葉は使っていませんが、お話の中からご自身のDharma(義務)を意識されているということがよく伝わってきました。
Dharmaをわかっている方は無理がなく、そしてとても強いです。
自然なことなので、迷いがなく無理がありません。辛いことがあっても頑張れる強さがあります。
そして、Dharmaを遂行することは、周りの人や社会、自然と調和することでもあるので、一人で頑張る辛さがありません。
では、私のDharmaとはなんだだろうか?
きっとこれは考えても答えが出るものではないのでしょうね。
自分と向き合ううちに自ずと答えが出てくるのだと思います。
あなたはDharmaを意識していますか?
Dharmaを意識できたら次に来るのが、この質問です。
あなたは、あなたのDharmaにおいて、何時も精一杯努力しているか?
・・・・・・(私は、無口になってしまいます)
ゴールデンウィークのちょっと長いお休みを使って、自分と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか?
きっと、もっと人生が楽になるはず!