呑気症という病気をご存知でしょうか?
呑気症は空気嚥下症とも呼ばれ、ストレスなど心因性、もしくはそれ以外の原因により、空気を大量に飲み込んでしまい、その結果として異常なほどの膨満感、呼吸が浅くなる、腹痛などの症状が現れます。
お腹が張るくらい・・・と思われるかもしれませんが、私の場合一気に臨月の妊婦さんほどのお腹まで膨れ上がり、カチカチに固くなり、そして息が苦しい。
そして、元々は不安やストレスが引き金になっていたのが、今やちょっと満腹になった時や生理前に少しガスが溜まっただけで、脳が間違って認識してしまい、逆にお腹が膨れることが引き金で不安やストレスが引き起こされるという負のループになっていました。
気づけば15年ほど、ずっとなんとかしたいと思っていた呑気症。
この夏、意を決してインドのアーユルヴェーダ病院でトリートメントを受けることにしたのです。
アーユルヴェーダから見た呑気症
まずはアーユルヴェーダドクターの問診から始まります。
事前にある程度症状については説明をしていたのですが、問診では症状の確認に加えて、食欲や睡眠、生理周期など私の生活パターンについても細かく質問を受けます。
呑気症と言う症状だけを見ているのではなく、私という人間がどんな状態なのかをいろんな角度から診られている、そんな感じの問診でした。
呑気症はヴァータのアンバランスが大きく関わっています。
私の場合、その奥にはピッタの乱れもあるとのこと。
私の身体の状態×症状に合わせたトリートメントプランがつくられます。
私の場合は、アビヤンガとタクラダーラ、マトラバスティを組み合わせたトリートメントでした。
いよいよトリートメントが始まります!