アーユルヴェーダのセラピストです、というと「毎日健康そうだね!」と言われることがありますが、いつも健康と言うわけではありません。
コロナにも罹りましたし(しかも2回!)、疲れるとものもらいができるし、イライラすることもたくさんあります。
”知識”と”実践”にはまだまだ乖離があるのです。
それでも、大きく変わったこともあり、その一つがが便秘の改善です。
20代の頃は、コー◯ックが手放せない時期もありましたが、今では朝起きて一回、たまに朝ご飯後に二回目、と劇的に改善しました。

あなたの便秘は何タイプ?

例えば便秘の改善法をインターネットで検索すると、もうそれはすごい数が出てきます。
その中でどれが良いのでしょうか?

アーユルヴェーダでは、便秘にもタイプがあり、自分のタイプに合わせたケアが大切だと考えます。

カパタイプ:
べちゃっとして、便器にこびりつく。排便後もスッキリしない。
→便をしっかり形成する要素が必要。適切な炭水化物や食物繊維を摂取する。軽い運動もおすすめ。

ピッタタイプ:
便が緩い。
→ストレスの元を軽減しつつ、辛味・酸味の食事を減らす。ヨガのねじりのポーズもおすすめ。

ヴァータタイプ:
便が硬くて出にくい、コロコロしている。
→朝の空腹時にオリーブオイルを大さじ1杯飲む、お白湯や股関節を動かすヨガのポーズもおすすめ。

便秘の原因はとても複雑です。慢性であればなおさら改善には時間がかかることもあります。
まずは自分に合ったケアから始めてみませんか?

便秘にまつわる古今東西

実は、面白い記事を見つけました。

便秘の3つのタイプとして、①若い女性の便秘 ②男性の便秘 ③高齢者の便秘、があり、それぞれに適したケア方法があるそうです。
2018年6月16日に放送された「世界一受けたい授業」より
https://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/180616/02.html

この番組内では、イメージしやすく、年代やジェンダーの名前でグループ分けをしていましたが、内容はまさに、カパ、ピッタ、ヴァータです。
5000年前のインドと21世紀の日本、悩みは同じ、原因も同じ。
とても面白く感じました!

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