私がアシュタンガヨガを始めたのは、3年ほど前になります。それ以前はハタヨガやヴィンヤサヨガを主に練習していました。
アシュタンガヨガを始めたばかりの頃は、週に2〜3回練習していたのですが、程なくして週5〜6回、毎朝の決まった時間に練習するようになりました。
アシュタンガヨガでは、毎朝同じ時間に同じポーズを同じ順番で練習するのですが、だからこそその中でハッと気づくことがたまにあります。それは、先生や自分で学んだことを体で体現できた瞬間だったり、予測なしに頭に降って湧くように、突然気づくことだったり様々です。
昨日の夜にあるアーユルヴェーダドクターのwebinarの動画を見ました。その中でドクターがディナチャルヤについて話されていました。ディナチャルヤとは、健康のための1日の過ごし方なのですが、その中で朝に軽いエクササイズをすると良い、という話がありました。あるヨガの先生が、「私は夜のヨガクラスを担当しています。夜のヨガは健康に良くないということでしょうか?」と質問されました。
それに対するドクターの答えがとても印象的でした。
「ヨガとエクササイズは決定的に違うものである。」
ヨガは内なる自分とつながるために行うものであり、心も身体も安定していて、心地よい状態にある。一方でエクササイズは疲れることによって筋力や体力をつけるものである、というお話でした。
例えば、アシュタンガヨガは筋力もスタミナも必要です。だから、朝に練習するのが良い。
疲労を伴わないヨガ(メディテーションやリラックス効果の高いヨガなど)はいつ行っても良い。
TulaAyurvedaYogaで行っているアーユルヴェーダヨガは、ドーシャに着目し、1日の中で時間帯によってクラスの内容が変わります。
それでも、朝の早い時間は少しダイナミックなヨガ、午後や夜のクラスはバランス系のヨガやリラックス系のヨガを行っています。
ぜひ、アーユルヴェーダヨガで自分の中の体内時計と自然時間の調和を感じてみませんか?