日本では、3年ぶりに行動制限のない夏休みでした!
我が家も、晴天の霹靂がありつつも、できる範囲で夏を楽しむことができました。
一方で、感染者は引き続き多く、自分の身は自分で守りながらWITHコロナにシフトしていくようです。
アーユルヴェーダからみる免疫力とは?
アーユルヴェーダでは、身体が病気や不調に対抗する力をViyadhikushamatwaと言います。
Viyadhikushamatwaは、いくつかの要素が関係しています。
例えば身体的な強さ(Bala)、季節や年齢(Kala)、そして、活力(Ojas)などが挙げられます。
はいくつかの概念で考えられます。
オージャスは、7つの体組織が全て滋養された後に作られる、最終的なエッセンスです。
日本語では、「活力素」と訳されることもあります。
オージャスを高めるためには?
では、オージャスを高めるには、どうしたら良いでしょうか?
①オージャスを高める食材を積極的にとる。
甘くて、少し油性の食材がおすすめ。
(ご飯、牛乳、完熟の果物、ごま、アボカド、バナナ、デーツなど)
②オージャスを増やす食事法
しっかり消化することで、栄養素を適切に身体に取り入れます。
・よく噛んで食べる
・作り置きをしない
・適度に油分を含む
・悪い食べ合わせを避ける(牛乳×魚、肉、酸っぱいフルーツなど)
オージャスは、”栄養のある食べ物”が、”適切に消化される”ことによって得られる「身体の強さ」です。
オージャス(免疫力)が増えるって、どうやってわかるのでしょうか?
古典には、オージャスは心臓にあり、健康な人のオージャスは8滴だと書かれています。
とはいえ、心臓を開いて見ることはできませんね。
しかし、オージャスの増減は心臓を開かなくても、見る(わかる)ことができます。
オージャス減少による症状:
・関節の痛み
・倦怠感
・過眠
・筋力低下
・意識力低下
・死
オージャスが増えると・・・
・髪や皮膚に艶が出る
・人とのコミュニケーションがうまくいく
・やる気が出る
・体に強さが出る
・メンタルが安定する
アーユルヴェーダの知恵は、時代遅れではなく、むしろ今の私たちに必要なものを教えてくれるというのは、すごいことだと改めて思います。