最近は朝活など早起きがキーワードとして流行っています。
確かに早起きが健康によいのはなんとなくわかるけれど、実践するのはなかなか難しい。
もともと私は、寝起きは良い方です。
数年前から始めたアシュタンガヨガの練習が早朝ということもあり、毎朝5時〜6時に起きる生活をしていました。
しかし、「生活」は変わるもの。
住む場所、子供の学校、ライフスタイルも変化を続ける中で、アシュタンガヨガの練習を続けるためには毎朝4時に起きる必要が出てきたのです。
そもそも4時なんて、私のコテイガイネンでは寝ている時間。
しかも毎朝なんて絶対無理だ!というところから始まり、1ヶ月続けることができたのです。
早起きに秘訣はあるのか?
早起きの辛さ<得るもの
これに尽きると思います。
日本の諺にも、「早起きは三文の徳」とありますが、その”徳”が自分にとって三文以上のものだと確信することです。
私の場合は、何としても”誰にも邪魔されないヨガの練習する時間”を確保したい!という理由がありましたが、これに限らず早起きの辛さに勝る「何か」を見つけることから始まると思います。
アーユルヴェーダ的早起きの徳
アーユルヴェーダでも早起きは毎日の健康のために推奨されています。
特に日の出前のブルフマムフルタの時間に起きることがベストだと言われています。
なぜでしょう?
1. オージャスに満ち溢れた時間だから。
夜明けのこの時間は、シーンと静かで、空気も澄んでいて、自然のエネルギーが最も高まる時間。
そのエネルギーの影響を受けて、頭も一番クリアーな状態です。
また、身体は、寝ている間にエネルギーチャージされているので、オージャス(活力のエッセンス)がみなぎっています。
そのため、瞑想や頭の整理に適した時間と言われています。
2. 排泄がスムーズにできる時間だから。
朝6時まではヴァータが優勢になる時間帯です。
ヴァータは排泄を司るエネルギーでもあります。
この時間帯にトイレに行く習慣をつけると、便秘にさようならができるかもしれません。
3. 1日を元気に過ごすためのエンジンがかかる時間だから
朝6時以降はカパが優勢になります。カパの時間に起きると、身体がだる重〜く、シャキッとしません。
早起きするメリット、ヒントになれば幸いです。