今年は梅雨があっという間にあけたと思ったら、猛暑が続いている東京です。
そんな先日のこと。
夕方、ふと見た自分の足先にびっくりしてしまいました。
足の指が少し赤黒くなっていて、朝塗ったはずのペデキュアがものすごく、くすんで見えたのです。
なんと、足先が少し浮腫んで、血行不良気味になっていたのでした。
夏は実はむくみやすい季節です!?
夏は暑くて汗もたくさんかくし、浮腫とは縁のない季節だと思っていませんか?
アーユルヴェーダでは、夏はヴァータが蓄積する季節です。
ヴァータは体内で循環を司るエネルギー。ヴァータの乱れは体内の循環の滞りや乱れを引き起こします。
また、夏は外気の熱が上がることによって、体内の熱や火は弱まります。
その結果、消化力が弱まり、またちょっとやる気が出なくなったり、いわゆる夏バテの症状が出てくる人もいます。
ただでさえ、消化力が弱ってる夏ですが、汗をかくことによって、味の濃いものやしょっぱいものをついつい取り過ぎてしまうと、さらに消化力低下を招き、アーマの蓄積に繋がります。
また、暑いからといって、冷た〜いものをたくさん食べたり、クーラーに当たり続けたりすると、体内でカパのバランスが崩れていきます。
これらが夏のむくみの原因になってしまうのです。
夏の”むくまない身体”のためにできること
夏の身体は、外気の熱の上昇に合わせて、体内の熱が上がり過ぎないように調整してくれています。
しかし、暑いからといって、過度に冷たいものやスタミナのため!と言って消化に重いものを食べ過ぎてしまうと、むくみをはじめとする夏の不調を引き起こしてしまいます。
夏のむくまない身体のために、こんなことから始めてみませんか?
1、冷たすぎるものの過剰摂取は避ける。
2、オイルバスと半身浴で冷え過ぎない身体に。
3、アビヤンガは強く擦らず優しく撫でる。
4、CCF Teaの利尿作用で浮腫解消。
夏は暑いからと侮るなかれ!です。
季節に合わせた過ごし方で、無理なくセルフケアを続けていきましょう。