日本の梅雨は、目まぐるしい。
寒い日もあれば、蒸し暑い日もあり。
気圧が低い日もあれば、気圧が上がる日もある。
朝晩は雨で、日中は晴れる。
そんな日が続くと、朝起きるのがつらい、身体がだるい、やる気が出ない、なんて症状がでてしまうこともあります。
アーユルヴェーダでは、これらの症状は消化力が大きく関係していると考えます。
そのため、アーユルヴェーダには消化力を上げて、アーマ(毒素)の蓄積を防ぐためのディーパナとパーチャナという方法があります。
私たちの「消化」は主にVayu(風)とAgni(火)の元素のコンビネーションで行われます。
キャンプファイヤーの火を燃やすためには強くふぅーっと息(風)を吹くのと同じ原理です。
Vayuのエネルギーで消化分泌液の分泌を促進するのがディーパナ、Agniのエネルギーで食べ物の消化を促進するのがパーチャナです。
では、具体的に私たちの生活にどのように取り入れたら良いでしょうか?
明日から実践!セルフケアで行うディーパナとパーチャナ
ディーパナとパーチャナは、アーユルヴェーダのセラピーとして、パンチャカルマの前に行われる施術でもありますが、セルフケアとして普段の生活に取り入れることもできます。
・腹時計に従って食事をとる
・腹八分目
・朝食と夕食は軽めにする
・スパイス(ブラックペッパー、ジンジャー、クミンなど)を食事に取り入れる。
・食事前後の水の飲み過ぎには注意する
・消化力アップのためのヨガを行う
など、すぐにでもはじめられることがたくさんあります。
当たり前に思えるようなことほど、実は実践できていない、なんてこともよくありませんか?
一緒に一生続けるセルフケア、始めませんか?