アーユルヴェーダの若返り療法ラサーヤナ

私も今年で40歳になりました。

そろそろほうれい線や目尻の皺、シミもたるみも気になるし、20代のあの頃に戻りたいわ!

というお話ではありませんが、アーユルヴェーダの「若返り療法」についてです。

アーユルヴェーダには8つの診療科目がありますが、そのひとつがラサーヤナ(若返り療法)です。



では、若返るってどういうことでしょうか?


残念がら、私の顔にあるシミやシワが一気になくなるような魔法がアーユルヴェーダにあるわけではありません。

加齢は誰しもに訪れます。これは、あがらえない事実です。

(ちなみに、インドの古典で、ある無敵とされてきた英雄が最後に負けるのは、カーラという魔物です。カーラとは、サンスクリット語で、時、時間という意味。つまり、どんな強い人でも、最後には加齢に争うことはできない。)


アーユルヴェーダのラサーヤナ(若返り療法)では、身体の筋肉や骨、内臓の働きを強くし、加齢の速度を遅くします。
それによって、元気な老年期を過ごすことができるわけです。

ラサーヤナ(若返り療法)では、その人の体質や体調に合わせたセラピーを行い、ハーブを処方します。
それでも基本は、正しい食生活、生活習慣です。

しかし、それだけでないのが、アーユルヴェーダです。

他人に優しくすると若返る?

アーユルヴェーダでは、他人に優しくすることで、若返る、というのです。

Achara Rasayana(ふるまいのラサーヤナ)といい、「良い行いをする」こと自体が療法として取り入れられています。
これは、魂レベルでのセラピーです。

例えば、嘘をつかない、他人に優しくする、人を傷つけない、など一見当たり前に聞こえることですが、ここができていないと、いくら良いハーブを摂取しても、いくらセラピーを受けても、その効果は限定的だというのです。

これぞ、身体と心と魂、3つのレベルで健康を考えるアーユルヴェーダならではだと思いませんか?

心も身体も、そして魂も元気なおじいちゃん、おばあちゃんを目指したいですね!

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